こんにちは!こまたろです(‘Д’)!
今回はゲーミングPCのエントリーモデル解説とおすすめのPC紹介をしていきます。
ゲーミングPCでエントリーモデルやエントリークラスといった言葉を目にしますが、
明確にスペックの定義や金額の定義があるわけではありません。
個々の裁量によって使われています。
ここではこまたろが思う個人の見解によって解説していきます。
目次
エントリーモデルのゲーム性能は?
グラフィックボードが最もゲーム性能に影響しますが、
エントリーモデルと言われるゲーミングPCは比較的安価なグラボが使われる傾向にあります。
現在ですとGTX 1650、GTX 1660 SUPER、RTX 3050、RX 7600が主流。
ゲーミング性能としては、
- 解像度はフルHDメイン
- 軽いゲームによっては高画質高フレームレートも可能
- 要求スペックが高いゲームでは60fps未満
といったところ。決して高いゲーム性能というわけではないですが、
要求スペックが高いゲームであれば高フレームレートは狙えるため、
FPS/TPSゲームでゲーミングモニターを利用しようとしている人にも、
ゲームを選べば十分遊べる性能になっています。
ただしAAA級タイトルといわれるような要求スペックが高いゲームでは60fpsさえ下回る性能もあるため、
注意は必要。
また最新世代のエントリー向けPCパーツはあまりリリースされていない状況なので、
グラボはもちろんCPUも旧世代を利用しています。
最新パーツ登場時期がねらい目
最新のエントリーモデル向けPCパーツがあまり発売されていないことから、
最近は旧世代のPCパーツを利用して販売しているケースが多くあります。
そのため最新パーツが発売されると、旧世代パーツの下落圧力もあって、
エントリーモデルに搭載されはじめゲーム性能がアップしていきます。
特にミドルクラスの最新パーツ(大体15万~25万あたりで搭載されるやつ)がリリースされた時は要チェックです。
価格は15万以下
価格についてはゲーミングPC全体の相場感で変動はありますが、
ゲーミングPCとしては価格設定が安い方にある10万~16万くらいに該当するゲーミングPCを、
エントリーモデルと名付けられていることが多いです。
最新・現役PCパーツの安価タイプで構成すると大体そのくらいに落ち着く傾向にあります。
15万円以下 | 15~20万円 | 20~25万円 | 25~30万円 | 30~35万円 | 35~40万円 | 40~45万円 | 45~50万円 | 50~55万円 | 55~60万円 | 60万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
件数 | 192 | 233 | 202 | 182 | 149 | 109 | 68 | 45 | 45 | 19 | 61 |
上記は2025年5月調査のゲーミングPCの価格分布です。
ゲーミングPCでコアとなる価格帯は20~35万であり、ミドル~ハイクラスと呼ばれやすいPCです。
エントリークラスはこの価格帯よりさらにやすい15万円以下のPCを指すことが多いです。
ただわかるように全体の数からみればエントリークラスは決して多いわけではありません。
性能の寿命は2~3年といったところ
ゲーミングPCのパーツの寿命というよりはゲーミング性能としての寿命です。
基本的にはエントリーモデルはすでに上位グラボからみるとかなりゲーミング性能が限定されるため、
2~3年になるとかなり力不足を感じてきます。
ただ結局遊ぶゲーム次第というところもあり、特にフォートナイトやVALORANT、オーバウォッチ2など、
無料系のFPS/TPSゲームは最新ゲームであっても、低いゲーム性能のゲーミングPCで遊べるよう配慮される傾向にあります。
おすすめのエントリーモデル
(ドスパラ)Lightning-G AT5W Ryzen5 4500搭載

CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィックボード | RTX 3050 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
大きさ | 210(幅)×401(奥行き)×422(高さ) mm |
価格 | 99,980円 |
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:1.0
同価格帯の平均:1.4
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.2
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 |
---|---|
ApexLegends | 最低画質、103fps |
フォートナイト | 低画質、186fps |
VALORANT | 高画質、263fps |
モンハンライズ | 高画質、138fps |
タルコフ | 低画質、144fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、101fps |
パルワールド | 最高画質、72fps |
※参考値であり保証するものではありません。
リニューアルされたLightning-GシリーズのPCで、一般向けデスクトップにカテゴライズされていますが、
本PCはRyzen 5 4500と3050搭載でゲームを十分できる性能になっています。
とはいえ安さ重視の組み合わせとなっており、軽いゲームならフルHD高フレームレートを狙えることもありますが、
要求スペックが高いゲームでは60fpsを下回ることもあるため注意。
代わりにゲームができるPCとしては最安の価格設定といってよく、安さ重視で選びたいなら有力な選択肢。
安いながらもゲームロード時間が短いGen4 NVMe SSDを1TB搭載は凄いです。
こちらは白色ですが別で黒色PCケースのモデルも用意されています。
(パソコン工房)LEVEL-M2A6-R75F-SK4X

CPU | Ryzen 5 7500F |
グラフィックボード | RTX 5060 Ti |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
価格 | 149,800円 |
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.4
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最低画質、94fps(127fps) | 最低画質、75fps(112fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、119fps(194fps) | 最高画質、77fps(147fps) |
ヘルダイバー2 | 最高画質、97fps | 最高画質、75fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(150fps) | 最高画質、(122fps) |
タルコフ | 最高画質、144fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、278fps | |
Delta Force | 最高画質、129fps(261fps) | 最高画質、97fps(179fps) |
Apex | 最高画質、288fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
Ryzen 5 7500FとRTX 5060のミドルクラス構成で、フルHD高画質や高フレームレートを安定して狙えるバランスの良い構成。
価格設定自体もゲーミングPCとしては最安級の分類に入ります。
白色と黒色のケース、LEDのカラーで色々なバリエーションが用意されています。
(ドスパラ)GALLERIA XPR7A-R55-WL Ryzen 7 7700搭載

CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィックボード | RTX 5050 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4 DDRキャッシュ TLC) |
価格 | 199,980円 |
その他のPCスペックはこちら
サイズ | 220(幅)×488(奥行き)×498(高さ) mm |
電源 | 650W BRONZE |
光学ドライブ | – |
マザーボード | AMD B850 チップセット ATX マザーボード |
PCケース | ガレリア専用 GE-Gケース (ATX) ホワイト x ライトグレイ |
CPUクーラー | (空冷式) サイドフロー大型CPUファン |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最低画質、62fps(87fps) | 最低画質、47fps(76fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、74fps(116fps) | 最高画質、37fps(90fps) |
ヘルダイバー2 | 最低画質、130fps | 最低画質、90fps |
Path of Exile 2 | 最低画質、(131fps) | 最低画質、(113fps) |
タルコフ | 高画質、87fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、167fps | |
Delta Force | 最高画質、99fps(154fps) | 最高画質、74fps(103fps) |
Apex | 最高画質、175fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
安さを意識したモデルですのでゲーム性能が高いというわけではないですが、それでもフルHDでそこそこ遊べる性能はあり、
軽いゲームなら高フレームレートを十分狙えますし、DLSS4マルチフレーム生成を使うことでさらにフレームレートを出すこともできます。
CPUは旧世代ですがゲーム性能は高いRyzen 7 7700でRTX 5050の性能を活かすには十分。コスパもトップクラスの良さになっています。
また新しくリニューアルされたGALLERIAシリーズのホワイトケースを採用しています。
(マウスコンピューター)NEXTGEAR JG-A7G5A

CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | RTX 3050 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
価格 | 139,800円 |
その他のPCスペックはこちら
サイズ | 約220×405×39 |
電源 | 550W BRONZE |
光学ドライブ | – |
マザーボード | AMD B550 チップセット |
PCケース | オリジナルPCケース |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.4
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最低画質、46fps(76fps) | 最低画質、35fps(65fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、59fps(87fps) | 最高画質、-fps(69fps) |
ヘルダイバー2 | 最低画質、98fps | 最低画質、67fps |
Path of Exile 2 | 最低画質、(126fps) | 最低画質、(102fps) |
タルコフ | 低画質、143fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、91fps | |
Delta Force | 最高画質、65fps(95fps) | 最高画質、48fps(69fps) |
Apex | 最低画質、103fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
フルHDで軽めのゲームなら高フレームレートを狙うことも可能。
ただし最新の要求スペックが高いゲームでは60fpsを下回ることもあります。
CPUもRTX 3050の性能を活かすには十分なRyzen 5 5700X。
ゲームロード時間が短いGen4 NVMe SSD搭載はこのクラスとしては嬉しいポイント。
(パソコン工房)LEVEL-M17M-144F-PKX

CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 5050 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
価格 | 129,800円 |
その他のPCスペックはこちら
サイズ | 約幅220mm×奥行411mm×高さ441mm ※最大突起物除く |
電源 | 650W BRONZE |
光学ドライブ | 光学ドライブ非搭載 |
マザーボード | インテル B760 |
PCケース | ミニタワー / microATX PCケース |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
OS | Windows 11 Home |
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.4
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最低画質、62fps(87fps) | 最低画質、47fps(76fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、74fps(116fps) | 最高画質、37fps(90fps) |
ヘルダイバー2 | 最低画質、130fps | 最低画質、90fps |
Path of Exile 2 | 最低画質、(131fps) | 最低画質、(113fps) |
タルコフ | 高画質、87fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、167fps | |
Delta Force | 最高画質、99fps(154fps) | 最高画質、74fps(103fps) |
Apex | 最高画質、175fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
安さを意識したモデルですのでゲーム性能が高いというわけではないですが、それでもフルHDでそこそこ遊べる性能はあり、
軽いゲームなら高フレームレートを十分狙えますし、DLSS4マルチフレーム生成を使うことでさらにフレームレートを出すこともできます。
CPUは旧世代ですがRTX 5050であれば十分に性能を活かすことができるCore i5 14400Fで問題なし。
特別すごいスペックはないものの、価格設定はゲーミングPCとしては最安級で卒の無いスペックを満たしています。
イルミネーションおよびPCケースカラーでバリエーションがありますので、好きなものを選択するのがいいでしょう。