【実測】Delta Forceの最適グラボは？ゲーミングPC紹介

こんにちは！こまたろです( ﾟДﾟ)

基本プレイ無料でバトルフィールド風、タルコフ風、ストーリーモードという3つのゲームスタイルを遊べる「Delta Force(デルタフォース)」について、実際に計測し必要なグラフィックボード性能と、

おすすめなゲーミングPCについてまとめました！

マーベルライバルズのスペック

※横スクロールできます

最低要件を見てみると本当にこれで動くのか？というくらい低いスペックになっています。

もはや今中古パソコンを探しても中々難しい昔のスペックです。

ただ推奨スペックになると今のエントリー向けゲーミングPCくらいを要求されているので、

実際には最近のゲーミングPCは必要かと思います。このあたりは実測でみていきましょう。

基本的なグラフィック設定

デルタフォースでは、

NVidiaのDLSS、AMDのFSR、IntelのXeSSのアップスケーリング技術に対応しており、

それらを利用できないグラボでもUnreal Engineが提供するTSRを利用することが可能です。

つまりはアップスケーリングに関しては選びたい放題です。

ただフレームレート生成は今のところDLSSのみに対応しており、FSRは無いようなので、

画質とフレームレートを追い求める場合は、NVidia RTX系のグラボのほうが有利なゲームになります。

グラフィック設定は中々の項目数でかなり細かく負荷調整ができます。

なのであまり詳しくない人には大変かもしれませんが、プリセット機能が低～最高の6段階（究極は選べなかった）とこちらも細かいので、容易に負荷調整しやすいかと思います。

画質・解像度による違い

では実際の画質や解像度でどのくらいの違いがあるのか見ていきます。

今回はいわゆるバトルフィールド風のステージの練習モードにて見ていきます。

アップスケーリングは利用していません。

まずは画質から。

上はフルHD低画質、下がフルHD高画質の一場面。

高画質のほうがバスのタイヤ描写や遠くの鉄塔や木々の細かさ、岩の陰影など臨場感が高くなっていますが、正直低画質でもそこまでは気にならないレベルかなというところ。

上はフルHD低画質、下がフルHD高画質の一場面。

近くの視認性は低画質になるとややのっぺりとした見た目になりますが、

特別敵の視認性などに違いはないです。というよりフルHD解像度は敵が少々見えにくい印象でした。

というのも輪郭がギザギザしているからです。

どちらかといえば解像度をあげると輪郭がはっきりとするようになり、敵の動きも見えやすくなりました。

なのでできれば高画質というよりも解像度をあげたほうがやりやすいゲームではあります。

ただグラフィックは非常にきれいなので戦場の臨場感を味わうならやっぱり高画質がおすすめです。

どの程度ゲーミングPC性能が必要か？

では最近発売されている中で人気のグラフィックボードから、

具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。

CPUはRyzen 7 9800X3Dを利用。

今回はDLSS3、FSR2、および何も使用しない状態で計測

またアクション性が高いゲームですので、フレームレート安定性をみるためフレームレートの落ち込みを見るために1% Low FPSも計測しています。

画質とフレームレートを優先DLSS3

まずはRTX系がサポートするDLSS3から。

デルタフォースの中では現在最もフレームレートを高めることができる設定となっており、

各グラフィックボードの結果は申し分ない平均フレームレートになっています。

RTX 4060のミドルクラスであっても、平均フレームレートだけみればWQHDでも十分高フレームレート。

グラフィック要件が軽めでしたが、アップスケーリング・フレームレート生成を使えば、確かに軽いです。

ただデルタフォースは基本PvPのゲーム。フレームレートの安定性も特に重要ですから、1%Lowも見てみましょう。

動きが遅くなるのを感じにくい60fpsを一つのボーダーラインとすれば、1%Lowを加味しても十分フレームレートが出せている結果です。

RTX 4060でもWQHD高画質で110fpsですから、ゲーミングモニターを利用するのには十分でしょう。

4K解像度でもRTX 4070 SUPERくらいなら高画質でも十分安定して高フレームレートが出せます。

さすがはDLSS3というところでしょうか。

入力遅延優先

さてDLSS3はフレームレートが爆増するので結果的に解像度や画質をあげやすいですが、欠点として入力遅延があります。

仕組み上しかたないことで、ある程度軽減されるオプション設定もありますが、やはり非使用時よりは入力遅延が起こります。

デルタフォースはPvPですから、入力遅延を重視する方はDLSS/FSRともに利用しないでどこまでいけるか？が重要です。

DLSS3と違ってさすがにフレームレートの伸びはさがり、旧世代ながら今なおエントリー向けゲーミングPCに搭載が多いRTX 3050ではフルHD低画質でないと高フレームレートは無理です。

RTX 4060でも高画質になると90fpsそこそこですから、一気に必要なグラボ性能があがっています。

1%Lowも加味すると、RTX 3050はフルHD低画質ならぎりぎり快適に遊べるかなーってところ。

常に高フレームレートで遊ぶならRTX 4060でようやくフルHD低画質領域となります。

高画質を狙うならRTX 4070が必要。

どうようにWQHD高画質ならRTX 4070 SUPER、4K高解像度ならRTX 4090くらいは欲しいところです。

以上を加味したうえで、マーベルライバルズにおすすめなゲーミングPCを紹介していきます。

なお入力遅延優先でアップスケーリング・フレームレート補完は利用しない前提で選びました。

フルHDでおすすめのゲーミングPC

(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R56-B

パソコンショップ・ドスパラからRTX 5060とCore i5 14400Fを搭載した王道ミドルクラス構成。

デルタフォースにてフルHD低画質であればほぼ130fpsを安定して出すことができるので、高いフレームレートで安定性を重視したいプレイヤーにおすすめ。

むしろデルタフォースを遊ぶ上では最低このくらいの性能はあったほうが良いでしょう。

(マウスコンピューター)NEXTGEAR JG-A7G6T

マウスコンピューターからRyzen 7 7700とRTX 5060 Tiのミドルクラス性能。

フルHDで画質も追える構成。画質が高くても116fps前後は常に確保できますので、

高フレームレートは重要だけど、臨場感あるデルタフォースの世界を堪能したい人におすすめです。

WQHDでおすすめのゲーミングPC

(アーク)AG-IA20B86MGB7-A5C

アークからミドルエンドクラスのRTX 5070グラフィックボードを搭載したゲーミングPC。

WQHD低画質であれば常に140fps以上は安定してフレームレートが出せますので、

フレームレート安定性を重視する人におすすめ。

WQHDゲーミングモニターでデルタフォースを遊ぶのを考えているなら、最低このスペックがあるほうが良いでしょう。

(パソコン工房)LEVEL-R7B6-LCR98D-SGX

パソコン工房からRX 9070グラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。

ライバルであるRTX 5070と近い性能を有しておりFSRを使うことができるゲームですから、

デルタフォースをWQHD低画質で高フレームレートを安定して出すことが可能です。

4KでおすすめのゲーミングPC

(ドスパラ)GALLERIA XDR7A-97XT-GD Ryzen 7 9800X3D搭載

(マウスコンピューター)G TUNE FZ-I9G80(RTX 5080 搭載セットモデル)

マウスコンピューターからRTX 5080とCore Ultra 9 285Kを搭載した最新世代コンビゲーミングPC。

RTX 4090に近い性能をもっており、フレームレート安定性を加味しても4K低画質であれば常に144fps以上を確保できますので、4Kゲーミングモニター利用には十分。

またある程度の高画質でも高フレームレートを維持できますし、さらに高画質であればDLSSを利用すると良いでしょう。

スペック自体も充実しており、2TB Gen4 NVMe SSDは高水準。

簡易水冷クーラー搭載で、長時間プレイでも高いフレームレート安定性を確保。

加えて本機はゲームに必要なモニター、マウス、キーボード、ヘッドセットが揃っているモデルとなっており、0からゲーミングPCを揃えようとしている人にも楽です。

しかも全てが高級グレード。ゲームを遊ぶ快適性が高い。

(ドスパラ)GALLERIA SMR9E-R59-GL